理学療法士の専門学校で必須科目となっているラジオ波
今後病院のリハビリでも必ず使われていくことであろうラジオ波
たち接骨院では最新のラジオ波を導入しました。
体の深部を温めることができ、多くのプロスポーツチームでもけがの予防や治療のために導入されている。
ラジオ波温熱療法のポイント
・体の深部から温めることができる
・抵抗の高い部分に熱が集まる
・手技と併用できる
・深部から温めることで冷えの改善が期待できる
こんな症状におすすめ
冷えや冷えからくる不調にお悩みの方
筋肉が固まってか可動域が狭くなっている方に
スポーツや日常生活での同じ動作で痛みが生じている方に
ラジオ波温熱療法とは?
ヨーロッパで20年ほど前から美容や治療、スポーツ選手のコンディションに使われいる。日本で美容以外の使い方で認知が高まってきたのは2012年に日本代表選手団のサポートに用いられたことがきっかけでした。
温熱療法にはホットパックなどがあるが患部全体を表面的に温めるのが特徴だ。
一方でラジオ波は患部を集中的に深部まで温めることができ、主に筋の柔軟性を獲得することを得意としている。
深部を温めるエネルギーには、超音波やマイクロ波などもあるが、ラジオ波はその中でより深くまで温めることができるエネルギーとして知られている。
メカニズム
固く、抵抗が高い部分に自発的に熱を発生させる
温熱療法といえば危機から発生した熱で温めるイメージが浮かぶが、
ラジオ波の仕組みは少し異なる。
特徴は、プローブ(導子)を体にあてるだけでなく、もう一つアース(対極板)を使用すること
プローブとアースの間を電気が行き来し、凝り固まった組織に熱を発生させる。
プローブとアースの間を電気が行き来し、凝り固まった組織に熱を発生させる。
この時電気がプローブとアースの間をテニスのラリーのように1秒間に50万回行ったり来たりを繰り返す。それにより何が起こるかというと、細胞同士がこすれあって摩擦熱を起こすのである。つまり熱を加えるのではなく、患者自身の体内で熱(ジュール熱)を発生させている。
さらに言うと自発的に熱を発生させるという点ではマイクロ波や超音波も同じだが、その中でラジオ波は固くなり抵抗が高くなった筋肉などに自然と熱が集中する特性がある。つまり、痛みなどの原因を把握しておけば、あとは固くなった部分に集中して熱が集まるため効率的に治療できるのである。
患者様によっては表面に熱を感じる人もいれば、体の奥深くに熱を感じる人もおり、極端な言い方だが、治療したいところに勝手に熱が発生するという表現がぴったりだ。
また、ラジオ波は手技と併用することもできる。プローブを手の甲にあてて手技をすることで凝り固まった部分をより効率的にほぐくことも可能だ
ヒートハンド
手技を行いながら温熱を加えることができる
期待できる効果・効能
筋肉系の痛みの治療・予防、冷えにもおすすめ
ラジオ波温熱療法が適応されるケースは幅広く、治療としては
「可動域が損なわれている」
「筋肉の柔軟性が損なわれている」
「筋肉の伸張性が損なわれている」
など多様な状態に効果が期待できる。
ラジオ波を「冷え」に使われているケースもあり、少し時間をかけてお腹にあてれば、温まった血流が全身に巡りはじめ、体がポカポカとするのを感じます。
また、プロ野球、プロサッカーリーグでも半数以上のチームでラジオ波は採用されているが、たち接骨院では治療に用いられるのはもちろん、筋肉、関節を温めることで、ケガの予防やコンディション調整にも使っています。