ウエイトトレーニングの考え方
ウエイトトレーニングを行っていると話すと
たまにこういう言葉が返ってくることがあります。
「トラやライオンはウエイトトレーニングなんてやらなくても強いだろう」
イチロー選手の発言
イチロー選手は「身体を大きくするようなウエイトトレーニング」に否定的なようで、筋肉を太くして体重を増やしすぎると、本来自分が持っている身体のバランスが崩れてパフォーマンスに悪影響を与える旨の発言をされています。
そうした考えをわかりやすく説明するために
トラやライオンに例え話されたのだと思います。
インタビューでこれらのイチロー選手の発言について尋ねられた
ダルビッシュ選手の反応がとても面白く、心に刺さったので紹介します。
昔は野球選手もウエイトトレーニングをしなかったから、
トラやライオン(=生まれつき身体能力が高い野球選手のたとえ)が生き残って、
シマウマ(=生まれつき身体能力が低い野球選手のたとえ)は生き残れなかった。
今はシマウマがウエイトトレーニングを始めて、トラやライオンより強くなっている。
だから、トラやライオンもウエイトトレーニングをしないといけなくなってきた。
イチロー選手は頭のいいライオンだから、ウエイトトレーニングをしなくても生き残って多くの餌をとってこられた。
イチロー選手の理論は否定しないように配慮しつつ、
ウエイトトレーニングの必要性もわかりやすく伝えてます。
イチロー選手は特別な存在(頭のいいライオン)であり、それと同じことをやっていても
大多数の一般のアスリート(シマウマ)が同じように活躍できる可能性は低いでしょう。
すべてのアスリートが生まれつき強いトラやライオンではありません。
したがって、シマウマが勝つようになるためには、
ウエイトトレーニングが必須です。
生まれつき強いトラやライオンであっても、ウエイトトレーニングをしてさらに強くなることは可能です。
結局のところ、ウエイトトレーニングに取り組むことは、すべてのアスリートにとってメリットがあります☆
たち接骨院では
本格的なウエイトトレーニングが行えます。